常滑市で公務員倫理研修を行いました
愛知県常滑市で公務員倫理研修を行いました。この研修では、これまでの「してはいけない」ことだけに焦点を当てた公務員倫理ではなく、社会にとっての「よりよい」ことを考える新しい公務員倫理についてのお話をしてきました。
本研修は座学だけでなく、グループに分かれて討議することによって学びを深めていきます。前半では、杉原千畝の事例をもとに、公務員としてどう行動すべきかについての考察を行いました。後半、高齢ドライバー問題をもとに様々な倫理学説を通じて行った、より良い政策とは何なのかについての検証は大変有意義でした。
日々の業務の中には、どちらがよいのか判断に迷うということもしばしばあります。その時に判断の基準となる理論を理解しておくと、より正しい判断に近づくことができるでしょう。
お陰様で大変好評だったようで、本研修の参加者様からは「今日のような『考える』研修はなかなかなく、また、最先端の研修が受けられ、とても良い経験になった。」や「杉原千畝の話も、恥ずかしながらあまり知らなかったため、おもしろく、勉強になった。」とのお言葉をいただきました。