JICA研修「人事行政」の研修を行ってきました
人事行政セミナーは、開発途上国に対する技術協力の一環として、独立行政法人国際協力機構の委託を受けた財団法人公務人材開発協会が人事院の支援を得て実施する研修で、開発途上国中央政府人事行政機関の中堅職員(課長補佐級)を対象とするコースです。
本セミナーは、日本の人事行政制度・運用及びその趣旨について研究し、参加各国が直面する人事行政の課題及びその対応策について検討する機会を提供しています。これにより、研修参加者の実務能力の向上を図り、参加各国の人事行政の改善に資することを目的としています。
今回は、バングラデシュ、カザフスタン、ミャンマー、ガーナ、タンザニア、バヌアツ、ベトナムなどの中央人事行政機関(国家公務員の人事管理を所管する中央政府の機関)において本省課長補佐級の地位にあり、政府職員に関する人事行政政策の企画・立案又は実施に携わる方々が参加されました。
今回は組織運営をテーマに、グループディスカッションを中心とした講義を行いました。受講者の国情を踏まえた大変興味深い講義とすることができました。